ロイのつぶやき

いろいろなこと呟く雑食ブログです。

バスケットボールについて

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僕は小学校二年生の時からバスケットボールをしていた。高校三年まで続けたから、12年間やっていたことになる。最初のうちはレイアップシュートもろくにできなくて、向いていないんだなと思っていたが、継続は力なりと言うのは本当で、高校生で全国大会に三度経験することができた。

僕は特別足が速かったわけでも、高く跳べるわけでもなく、運動神経は中の下くらいだ。ではなぜ、そこまでできたのか。

バスケは体より頭を使うスポーツ

だからだ。こいつ、頭いいアピールかよ、とか思ってる方は勘違いをしている。単に勉強ができるという頭の良さとは違う。ずる賢さが必要になってくるのだ。もう、これが真髄だと思う。

 

まず、バスケットボールにおいて必要になるのは、技術だ。サッカーや野球と違い、バスケットボールは狭いコートで10人がひしめき合うスポーツなわけだ。直線ダッシュがどれだけ早くても、大して強くはない。重要なのは細かく速いパス回し周りをよく見る広い視野、最後に判断力が大切になってくる。

何言ってるかわからないと言う人は、これから書くことを読んでほしい。

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まず、細かく速いパス回しについてだが、もしあなたがウサインボルトくらい走れるとする。世界最速の男だ、めちゃくちゃに速い。だが、パスのボールより速く動けるだろうか。パスより速く動くことができる人間は存在しないだろう。

ここで大事なのは、ディフェンスとオフェンスの動きをズラすことだ。もし、オフェンスがドリブルでの突破を試みるとしても、ドリブルで攻めるのは1人なのに対し、ディフェンスは5人で守ることができる。ディフェンスの方に数的優位がある状態になってしまう(オーバーナンバー)。ディフェンスをする際は、この状態を常に作り出さなければならない。しかし、オフェンスをする際は、オフェンスが数的優位になる(アウトナンバー)ようにしなければならない。

では、どうやって数的優位を作り出すのか。ポイントは先ほど書いた細かく速いパスにある。パスより速く動く人間は存在しないと書いただろう。と言うことは1つのパスにつき、ディフェンスに少しの遅れが生じる。この少しの遅れは、何度も重なるうちに致命的なズレへと変わっていく。その隙を狙ってドリブルを組み込んでいくのだ。

何もない状態からのドライブは、NBAレベルでないと無謀だ。5人で勝ちに行くスポーツなのだから、そこを間違ってはいけない。

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次に大切なのは周りを見る広い視野だ。もしあなたがノーマークでいて、パスが来なかったら、「あー何で見てないんだ」と言うようになるだろう。しかし、焦ってる人間は視野が狭まってしまう。ピボットなどを駆使して、冷静になることが大切だ。チャンスを逃す者は成功できない。ドリブルで安全な場所まで行くのもアリだ。初心者はここができない人が多い。

 

最後に判断力について。これは分かる通り、選択する力だ。バスケはあらゆる選択を迫られる。この選択が全て合っていれば、下手でも勝てるのだ。負けるチームは技術で負けるより、判断ミスで負けることが多いように感じる。

どれだけバスケの技術があっても、判断力がなければあまり使えない。技術でカバーできる範囲は決まっているからだ。

 

 

バスケ以外でも、チームスポーツならほとんどにこの3つの力は必要だろう。練習の時に意識して見てほしい。技術は1日で付かないが、意識は1日で変えられる。応援している。